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【定期】で済ませて良いんじゃ無いかと思うんだけど、まあほら最近のガラスとかの安価化著しいじゃん?たまには古巣に戻っておこうと思うんですよ
さて久方ぶりのiPhone出戻りです。出戻り自体が二回目というなんというか禁煙なんて何度も成功してるさ的雰囲気漂う感じだが、せっかくなので昔ながらの保護フィルムメーカーを再訪してみる。

ミヤビックスはW-ZERO3から、microsolutionはiPhone 4からの付き合いだったと思います。いやはや、思えば10年以上何かしらこの小さなフィルムやさんのフィルムを何かに貼ってきたわけですよ。いやはや。

とはいえもうタッチパネルに対しては指がガラス保護フィルムに慣れきってしまっていて、ガラスが欲しいのだがiPhone X用のOverlay Glassはいまのところ販売していないため両面ミヤビックスはあきらめて、背面フィルムだけ買ってみた。
何かと尖った現代社会を生きる身としてはタッチパネル以外にも保護すべき所はたくさんあり、10万円以上するiPhone Xのガラス背面プレートなどその筆頭と言って良い。背面保護についてはケースへの適合を考えるとガラスでは不安なのである。バンパーにするというのも今回は流石にちょっと怖い。



OverLay Brilliant for iPhone X 背面用保護シート
https://www.miyavix.co.jp/products/protectsheet/glare/29706.html


今ではオーバーレイ・アブソーバーなる衝撃吸収タイプやオーバーレイ・マジックという自己修復素材を使ったタイプもあるが、率直に言うと効果のほどが疑わしいのでスタンダードにブリリアントで行きたい。

もうこのパッケージも10年以上変わってないはずだ。モバイルガジェット界の生きる歴史と言えよう。
そしてこのホコリ取りシールすらついていない潔い内容品!
…あれ?昔はホコリ取りシール付いてなかったっけか。気のせいかしら


さて前面はMicrosolutionの保護ガラス、PRO GUARD CRYSTAL GLASS 3Dを貼る。

http://www.micro-solution.com/pd/iphone/pg-iphone2017-x.html




マイクロソリューション製品は油性ペンも弾くほどのその表面の防汚処理がピカイチすぎてフィルム時代から惚れ込んでいる。ミヤビックスほど完全無欠の精度を誇るわけではなくしばしばマイナーチェンジでポカに対応したりもしているが、この作り手との距離感の近さは今風で良い。
しかしこれまたガラスへの対応が鈍かったので結局iPhone6の頃からはご無沙汰となってしまっていた。
今ではフチのある3D対応ガラスまで精力的に出してくれているので安心して選ぶことが出来る。何より国内メーカーにしてはかなり安価なのがありがたい。
相変わらず妙に豪勢なクリーニングクロスが付いてくる。ホコリ取りシールはあるが、ウェット&ドライのクリーニングペーパー(そういえば最近買ってた中国製品ではどれも必ずこれが付いていた)等は無し。離型シートが黒いプラ板で高級感。

「フチあり」と言うがフチの部分が樹脂むき出しだったりはせず、手に触れる部分は全部ガラス。

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さていつも通り服を全て脱ぎ捨てての全裸風呂場突入である。この寒い冬場の全裸風呂はかなりの蛮勇を振るう必要がある。それも全面ガラスと背面フィルムを同時に貼らなければいけない神業が要求され、このようなミッションをこなせる人材は日本ひろしといえどもなかなか居るものではないと確信している。

バカらしい嘘をぐだぐだと喋っているうちに終わった。手慣れたものだ。あと最近のiPhoneは多少の防水機能があるため神経質にならなくても良いのがいい。

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まずは背面、流石のミヤビックスと言ったところでこの高精度は本当に癖になる。貼る側が詰めれば詰めるほど答えてくれるのでフィルムマニアにはたまらない。
ただ、裏面も3DガラスのiPhone Xである以上、物理的に全てカバーは出来ず結構フチが残る。
ただこれ以上は3D形状の保護フィルムでなければ対応できないだろうし、2Dでここまで詰められるのはミヤビックスくらいなものだと思う。

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質感はとりあえずいつものオーバーレイと言ったところで、樹脂フィルム特有のビニール感は最小限であり、精度と透明度と質の良さでガラスと一体化しているが、指紋は盛大に付く。また毎度のことだけど離型シートから剥がした直後は静電気集塵マシーンと化すのでやはり全裸風呂張りを推奨したい。まあ画面側でなく裏側にホコリや気泡が入ったところでどうと言うことも無いのだが

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お次に前面、こちらもマイクロソリューションらしい丁寧な仕事だ。表面の防汚処理も申し分なく、最初に貼っていた3ドルの保護ガラスがどれだけ指紋がべたべた付くかを改めて気付かされた。
というか気のせいかも知れないが透過性や表面の手触りもやはり3ドルの安物とはちょいと格が違う気がしている。透過性などは厳密に比べたわけでもないのに雰囲気でものを言っている。

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表面処理は頼もしいが隅のほうはエアが入った、と言うか若干浮いてしまっている。断じてホコリでは無いはずだが、成形が甘かった(個体の問題)のか元の型が悪い(設計の問題)のか。

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iPhone Xの画面保護フィルム・ガラスは実機で試さず売られている粗悪品に注意 http://japanese.engadget.com/2017/11/01/iphone-x/


製品でテストしていない粗悪なフィルムに注意、というミヤビックスのダイマ記事だが、まあ普通で考えたら完全に平面に設計されているはずのものに張るフィルムを平面で設計しただけの話なんだけど、端末側の成形のクセという、テストしなければ絶対にわからない問題も、iPhoneレベルですらあるのだ

しばらく使ってみると、次第にエアは抜けて改善したが液晶上部、いわゆる「切り欠き」の浮きは改善されなかった。むう。
安価なフルカバータイプにはありがちな不具合(かつ上記記事にもあるように大抵はもっと酷い)とはいえ、もう少しがんばれたのではあるまいか。まともなフルカバーガラスはどこも3000円くらいするのだし、中途半端に安くする必要もない。
とくにこのiPhone Xの切り欠きという見せびらかしポイントのエアはなかなかダメージが大きいと思う。

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フチ自体は思ったよりしっかり本体と一体化するサイズと形状をしており、横から見ても違和感がない。iPhone Xのラウンドはあまりキツくない、ということもあるが。
凡百のフルカバータイプのフチは、端部が本体に張り付かず浮いているのを目立たなくするために色を塗ってあるだけの話だったりするのだが、本製品ではむしろフチはしっかりくっついている。つくづく液晶面の浮きが惜しい

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さて、ミヤビックスもマイクロソリューションもやはり安物とはひと味違うというのはあらためて理解した。マイクロソリューションはかなり惜しいのだが

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もちろん保護フィルム業界はこの二社だけということは決して無く、ミヤビックスは別格としても同様に老舗のパワーサポート、ケースメーカー大手にして保護ガラスの開拓者Spigen、高級品として知られるアピロスのクリスタルアーマー、高級アクセサリメーカーとしての台頭著しいGRAMASなど、お馴染みのメーカー・ブランドの数々もやはり3ドルで売っている安物とは違うと思わせるだけのものを持っているだろう。

ただ、身も蓋もない話をすると、実のところ今時の保護フィルムや保護ガラス製品というのは会社がどこまでやっているか、生産が中国なのは前提としてもAmazonの謎の業者とかGearbestとかで売ってる中国工場直送な保護ガラスと成り立ちの違う保証があるのかは微妙なところだと思う。たしかにガラスでない硬質アクリルの製品があったりもするが、ちょっとまともな保護ガラスならたいてい旭硝子のドラゴントレイルを使用している。さらには同じ会社で同じ型からカットされて同じ会社でパッケージされた事実上の同一品である可能性だってある。違いに思えたものはタダのプラシーボで、いわば我々は壮大なブラインドテストのモルモットに過ぎないのかもしれないのだ。

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もるもっとです!うちのこを貼りたかっただけじゃないか!

まあモルモット上等である。どうせ僕らにはそれを証明する手段などほとんど無いのだ。
なんにせよ久しぶりの大型モデルチェンジ、超高級モデル、10年の節目、せっかくのiPhone Xである。普段3ドルの保護ガラスで済ませていても今回くらいはちょっと奮発したかった。といっても1,200円でこうしてエアが入ってしまうのでは、やはりもう少し高くても良かったかも知れないが。







反射防止型やソフト素材の物もあったり。