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ちょうどいい板切れがあると聞いて。

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嫌な事件だったね、で虚空の彼方に消え去ったiPadさんの犠牲と引き換えに残された遺志を受け継いで、iPad miniさんがおうちにやって参りました。16GB白。



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いまさらレビューもアレだろうし、気付いた点と感想くらい。

・ヨゴレや傷こそ無いがパッケージ内にホコリ、ゴミが多かった(毎回のApple製品基準で)。限界以上に頑張って生産しているものと思われる。心配な神経質人はしばらく待ったほうがいいかも。

・やはりiPad3と比べての非力さを感じずにはいられない。タブ多めに開いたりとか苦手。

・Retina恋しい。ほんっと恋しい。

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ネガばかりだけど、本来購入サイクル的に手出しするはずでなかったものなのでご容赦を。
しかし、ここからは一転べた褒めに転ずる。

iPad登場からその後のタブレット戦国時代までずっと追ってきた身ですが、やはりなんと言われようと自分の信条、そして今回それが証明されたことを声高に言わずにはいられない。

「7インチ級はちょうどよい」

これ。ほんっっっとにこれ。

フルサイズiPadに9.7インチを選んだことは、あの時勢と持った使命を考えるとベストであるのは事実。一言で言うと近代タブレット市場を切り開くiPadという開拓者には「すこし過剰な大きさ」が必要だったのだと思う。
はっきり言って10インチというサイズは、一人で使う板きれデバイスとしては何をするにも過剰だ。当初iPad対抗として出た5~7インチのタブレット群がものすごく手に馴染む大きさであったことから、実際は気づいていた人も多いはずだ。そして、手に馴染むことでは超一流のAppleらしからぬという感想が少なからずあったことも覚えている。

結局のところiPadが狙っていたのは、それまでの手やポケットではなく、いわばリビングの机の上。あるいは自分の手と他人の手の合間だと思う。肌身離さない類のものではないからこそゆるく、時には他人と共有するからこそでかい。「非パーソナルに、ゆるくしかし根深く、家庭や社会に浸透していくデバイス」iPadにはそんな感想を抱いていた。
それを考えると決してiPadは大きすぎるものではなく、むしろ据え置き家モバとしてこんな小さく薄く軽いものをよくぞ、といった気にすらなってくる。
iPadを買って早々にモバイルを諦め、全く触らない日すらしばしばあったこの僕がまだiPadに愛着を感じているのはそういう理由からだ。家にあるととても嬉しいデバイスなのだ。


さてひるがえってiPad mini
こちらは言わばiPhoneなどのモバイル&パーソナルなデバイスを、その特性を維持したまま極限まででかくしてみたというデバイスだと思う。液晶7インチというのはその限界点なのではないだろうか。だからこそ多くの7インチタブレットを調度良い大きさと感じる。

実際にiPad miniは背広のポケットなどにも入る(多少無理があるが)モバイルでパーソナルに置いて、無理と感じるギリギリのサイズ、重さ、厚さがよく見極められていると思う。

このまましばらくは積極的にモバイルして使ってみようと思う次第。3Gにすればよかったのだろうが、コスト節約も兼ねてiPhoneのテザリングで運用である。「iPhone持ってればそれでいいじゃん」となるかどうか、生活していく中で探ってみたい。

とは言え、現段階でももうかなり大きさとしては気に入っているので、これのRetinaが出るとなると一年待たずに買ってしまうかもしれない。うふ、うふふふ

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やすいケース。まずは入れておいて、改造するなり予備にするなり使いたい。

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しのびよるあの布の魔手!
まあ、これだけ面積広いほうが効果は高いものではあるが、なによりどうやって貼るのかが決めかねていて絶賛放置中。