ギザギザが気に食わないCLEAVE(偽)ですが、ていうかニセモノ買っておいて何贅沢言ってんだカスって話ですが、
ならば自分で何とかするのが信条ということで早速取出したるはサンドペーパー・コンパウンド。
そしてルーターに、できればバフがけなどもしたいところ

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DIYラーならみんなもってるね!持ってない奴は甘え。プラモ屋の電池駆動2000円のはゴミ。PROXXONオススメ。
と言えどルーターにダイヤモンドビットつけてガリガリやると本気で形状が変わるレベルになってしまい、気をつけてても傷が深く残ったりしてしまいますね。本来はサンドペーパーなどで地道に削りたいところ。
それならばルーターのヤスリ・サンドペーパービットを使えば良いのでは、と思ったけどアレ高いし汎用性ないし。

まあ基本的には手でえんやこら削るしかないと言うことで、量販店に走る。

超基本のタミヤサンドペーパーやフィニッシングペーパーなど。昔から基本はコレです。まあ俺基準の昔なんスけど~。とか微妙な若さをほのめかす発言をするRound関数によると30代男が私です。醜い。みにくい。

それでも最近は便利になったもので、近場のヨドバシで色々便利グッズが買えるわけです。最近の便利なサンドペーパーグッズ集。



モデラーズ マテリアルシリーズ シール紙ヤスリA #400(3枚入り)
販売元:インターアライド
販売元:Amazon.co.jp
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インターアライドからでているシール式紙やすり。いやもうシールになってるヤスリってだけで素晴らしい。だけっていうけどそもそもそれだけの製品なんだけど素晴らしい。
紙やすりは基本的に当て木としてなんか手近な物を芯にして使用することが多い。それがシールでべたーと貼れる。∴ちょうべんり。しょうめいおわり。QED。

まあこれ以外にも硬質素材でできているという、既に「ペーパー」ではないタイプや、サンドペーパーを巻きつけて使うホルダーや、ヘラや当て木が最初からついてるタイプなど、フィニッシングペーパー界も進歩したものである。
適当に使いやすいのを見繕い、200番~400番くらいから2000番まで、そして細めから最終仕上げまでのコンパウンドを買う。コンパウンドは液体がいいとおもう。GSIクレオスのを買った。

Mr.コンパウンド 細目
Mr.コンパウンド 細目
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簡易な布までついてたりして、プラモ界も至れり尽くせりでないとこの先生きのこれないのでしょうね。
サンドペーパー類は安価だが、コンパウンド類はちょっと値が張る。それでも600円くらいだけど。

さて磨く。

まずはこのギザギザをいいだけ一番粗いサンドペーパーでこそげ落とす。頑固な部分にはルーター使ってもいい。シール式サンドペーパーを良い事に、適当に余ったビットにシール巻いて簡易サンドペーパービットとしても良い。

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ただし前述のとおりルーター使いすぎると余程のルータースキルがない限り表面が多少凸凹になる。さすがにサンドペーパーで傷はつかないが、高低差は出る。この凹凸が鏡面仕上げでは著しく美観を損ねるので、要所要所に止めよう。ていうか一度なったから大部分やり直した。しにたい。

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銀紙と化した使用後ペーパー

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ギザギザを消せば後は順々に目の細かいヤスリで磨く苦行。最終的には当て木すら無い紙一枚を水とアルミ粉まみれの手で持ってえっちらおっちら磨く業となる。

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#2000までえっちらおっちらが終わった頃にはかなりツルツルになっているはずだが、これをコンパウンドでもう一手間。

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基本は布につけてこするが、バフビットを買ってきてルーターでバフ仕上げもオツなもの。まあ素手でできないということはない。ひたすら磨く。細めで磨いた後は極細目、あればもっと細かいのやコーティング剤も良し。次の段階に移る時は常にコンパウンド剤を可能なかぎり拭きとることを心がけましょう。

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でけた。でけた。


正直ここまでする必要があったのかは謎だが、それでもまだ要所要所に磨き残しがあったりするのが目についたりして病的な磨き欲が芽生える危険な瞬間でもある。

ちなみにこのあと本来であればクリアスプレーなんかを吹いて錆び(というか表面酸化)しやすいアルミを保護して永遠の輝きを狙うところですが、置物ならともかく常に手が触れるケースにスプレーを吹くと微妙に触感が変わって金属フェチとしては甚だフラストレーションなのです。わからんひとにはドン引かれるだろうけどそういうもんなんです。それにどうせクリア吹いたって日常用途で皮脂でベタベタ硬いものガリガリしてたらすぐ剥がれるしね。
なので敢えてコーティング剤使用に止め、ヌメるような金属触感を楽しむことにします。変態。変態。

ただこれだと定期的にコンパウンド掛け直さないと曇ったり擦り傷ついたりするし、あまり深いともう一度ペーパーからやり直し。でもまあここまでこなした人間ならば、いずれかけ直しになると聞かされても「ペーパーもコンパウンドもまだまだ余ってるし…磨くの嫌いじゃないし…デュフフ…」とか思っちゃう人も多少は出てくるはず。そうだそれが金属磨きの無間地獄だ。怖いぞ。恐ろしいぞ。世間一般ではキチガイと呼ばざるをえないぞ。

今回これがたかだか2500円の手のひら大のケースだからこんなもんで済んでるけど、バイクのアルミパーツとかバフがけやってる人は想像するだに恐ろしい修験者の領域。いつかその境地にたどり着くことを目指すとか頭おかしいことは絶対やりたくもないですおわり。

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ラグジュアリーです。ラグジュアリー。模造ラグジュアリー。

CLEAVEラグジュアリー(偽)をつけて思ったのは、ヌメヌメ鏡面光沢は思った以上にiPhoneに合うという発見。金ピカの成金趣味的なカラーもあるけど、強烈に鏡面光沢を放つシルバーバンパーとホワイトiPhoneはとても合う。
3Gと3GSの銀縁もあったことだし不思議ではないのかもしれない。ともかく見栄えは最高に良いと言える。

でも予想つくと思うけど、ただでさえ持ちやすいとは言えない形状のCleave、このツルッツル感を得て至る境地はまさに真冬の札幌人通りの多い店先の靴で磨かれたデッコボッコスケートリンクの如し。滑る。ひたすら滑る。持ちにくい。たすけて。

曇ってくれば持ちやすさも戻るけど、本末転倒とも言う。気をつけて使うことにしよう。

CLEAVE ALUMINIUM BUMPER LIMITED for iPhone 4(ラグジュアリーホワイト) DCB-IP41A6WH 504
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