au
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/17/news021.html

SB
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/18/news039.html

Docomo
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/18/news076.html


…あれ?


>5インチ液晶とQWERTYキーボード搭載のAndroid端末――「LYNX SH-10B」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/18/news086.html





IS01ェ犠牲のだ…
http://au-is.jp/products/is01/
スマートフォン勢、本日付けで動きがあったのはドコモのみ

上のぎせいさんはいろいろな意味でほおっておくとして、BlackBerry Bold 9700があります。良い。許した
しかしそろそろ不遇のBBシリーズ、なんとかテコ入れしてやれと
あとは性懲りもなくWM端末だけど、まあファンもいるから評価する

さらには隠し玉も投入
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100518_docomo_2010_summer_smartphone/

サムスン自慢のSuperAMOLED搭載のGalaxy Sではないか
なんとドコモが出すことになるとはね
Desireにぶつける気満々のようです


ドコモ3G網で使えるモバイルWiFiルータ、6月下旬投入へ
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1005/18/news087.html

iPadの例の事態収拾に躍起である
とはいえど月額は一年限定で割引ついて4410円。よくぞ思い切ったと評価したい
あれだけぎゃーぎゃーわめいてる人が多かったし希求する層には希求するはず。まあ個人的に選ぶならどう考えてもSBでいいけどねえ
あとWiFiモデルにはGPSついてないのを忘れずに


あとスマホではないがかなりの色物がN-08Bか
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100518_367510.html

D4とNetwalkerとフルキーガラケーとPomeraとを足して何故かNECが作りリモートコンピューティングを付加して適当になあなあ割ったら生まれた端末
ひとこと。ワロタ
けなす意味はないが、思い切ったなあ。どこに希求するんだろうこれ






まあこんなところか
と言うか最近はもはやスマートフォン動向にしか興味がなくなっちゃってるんで、全キャリア見渡しても純粋フィーチャーフォンに大した見所はないと感じる
ガンダム携帯ですら、へーわろすで終わっちゃう俺はちょっと冷めすぎて面白くない。いい傾向ではないな



でも唯一これが気になった

Snapdragon搭載で高速化したREGZAケータイ――「REGZA Phone T004」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/17/news024.html
防水デュアルオープンスタイルにSnapdragon採用――「BRAVIA Phone S004」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1005/17/news027.html

すっごく悪い意味で気になった

御存知の通りSnapdragonとは最近はやりのスマートフォンに軒並み載っている(現行では)1GHz動作のCPUのこと
厳密にはScorpionというCPUが1GHz動作するアプリプロセッサ本体で、それにGPUその他処理系をくっつけてSOC、すなわち1基板にまとめたものをSnapdragonと言います



1GHz Snapdragon搭載って、それフィーチャーフォン、つまり非スマートフォンである「高機能携帯電話」でアピールしていいところなのか?

OSの上で想定外の動作をする「アプリ」を作れない、ほぼすべて決め打ち動作のフィーチャーフォンというカテゴリで、「処理速度スペック」をアピールすることに何の意味があるのだろうか
根幹から自前のものなのだから何をどう処理しようが「動作速度」はほぼすべての動作で保証されていて当然じゃないのだろうか
自作PCじゃあるまいし「動作が遅いならCPUの能力上げればいいよ」なんて昔ながらの組み込み畑の人に言ったら殺されかねない気がする

実際他キャリアで「Snapdragon搭載」を謳う「ガラケー」はない。もしかしたら載ってるのかもしれないが、少なくとも大々的にアピールはしていない

スマートフォンの場合、プロセッサ能力は重大な意味を持ってくる。なにせスマートフォンは基本的には誰でも自由にアプリを作って好きな動作をさせられる。
どっかの誰かが作ったアプリの動作、消費メモリまで保証出来ないからこそのCPU等スペック表記であり、ハイスペックなものを求める傾向が当然になる
まさかEZアプリでそんな処理をさせてくれるわけでもないだろうし、1GHz載ってるからと言ってユーザに直接利益はないとすら言える


まあ別に積んで悪いと言うことではない。HD画像処理とかいろいろかかるだろうし、必要な処理をさせるために必要な場合もある。フィーチャーフォンに1GHzもいらんだろ、と言う話ではない

しかし上の記事を読むとauが今回、Snapdragon搭載によって得られるメリットとして主にアピールしているのは「サクサク動作」なのである

iPhoneや一部Androidは普通のARM A8ベースで600MHzが関の山、かつ多数のアプリを許容して動作しなければならないスマートフォンなのにアレだけふつーにサクサクと動いているのだし
同じSnapdragon搭載したWMは太古の化石アプリまで動かす枯れスマートフォンなのに普通にサクサク動作している
Snapdragonに遥かに劣るSH-Mobile搭載の他キャリア携帯電話だってストレスフリーでサクサク動作しているのは幾つもある

すなわち1GHz Snapdragonと言う、モバイル界では最新ハイエンドな化物CPUをもってして、ようやくできることが「メニュー画面の操作にタイムラグがなくなります」なあんておほざきになってくださるこのKCP3.0というOSは一体いかほどのゴミOSなのか
カーソルを入力からラグ無しで動かすだけに1GHzプロセッサいるんですってよ奥さん
バカじゃねえの
心底バカじゃねえの

しかも宣伝上サクサクとか言ってるけど、これ実機モッサリ気味だったりしたらどう説明つけるんだろう

http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/keyword/44090.html
こういうとこ読めばわかるように、Snapdragonは現状のモバイルCPUではほぼ最強に近い
GPUとかそういうのも含めての話だけど、720p動画のデコードすらこなす鬼CPUなのだ

それを使ってカーソルひとつ動かすのに半秒かかるとしたら、一体KCP3.0はカーソルを動かすのにどれほどの莫大な情報を処理しているのだろうか。
リアルタイム物理演算でもやっているのか、あるいはその有り余るCPUパワーをエコに活用するためボタンを押すたびにFolding@Homeかなにかにリソースを捧げてきているんではないのか。てことになる



またそうでなくてもフィーチャーフォンにSnapdragonは不向きというハナシもあるのです
http://plaza.rakuten.co.jp/naniwa48/diary/200911130001/

ハイブリZERO3ではsnapdragonを使わずMSM7200Aというフィーチャーフォン向けのCPUを使っているが、それは意図的に「フィーチャーフォン化」を狙ったのでは?と言うお話
かんけいないけどシャープあたりはそこら辺を彼らなりによく理解しているメーカーだと思うね

WM機ならアプリ処理速度を犠牲にして基本動作速度を重視しても、メリットが有る向きにはメリットがあるけど
KCP機で基本動作速度を犠牲にしても勝手アプリは動かないのだ。得られるものはせいぜい「1GHzプロセッサ」の宣伝文句だけ

なんでauはそんな場違いなものを積んだのか
それでもXperiaやらDesireの「すなっぷどらごんいちぎがどうさ!」ってのに意味もなく憧れてしまったのか
やることなすことトンチンカンに過ぎる
大して早くならないだけならいいが、Snapdragonはバッテリーバカ食いCPUでもあるというのに


まあこれはなんというか、auがスマートフォンにえらいコンプレックス抱えているのを改めて感じさせる事態でもありますな

「スマホ拡大しているが、ケータイも大きな市場」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/17/news044.html
見てこのコンプレックスバリバリな内容

本来フィーチャーフォンはフィーチャーフォンで別物なのだから、ことさらこの二つを張り合わせる必要など無い
こうまでボロボロならケータイ「も」ではなくケータイ「を」極める方が良いんではなかろか

スマホ売りたくてもタマがないお…
だからスマホと同じ宣伝文句を使うお!
て感じで、それが非スマートフォンで何を意味するかを考えず安易にCPUをSnapdragonにし、かつその宣伝をべらべらやっちゃった感がひしひしです

IS01とLYNXにしたって、Xperiaという主力スマートフォンがあって別に開発用・実験機用・好き者用にああいうモノを出してこそ生きるカテゴリだと思うんだけど
最初からアレを勿体つけて出しちゃって、その上こうして他社に同じの出されていったいどうするつもりなんだろうか


結局やっぱり全くもって現状理解に程遠い姿勢を維持し続けるau、
とけつろんづけていいのではなかろか
どうすんのこのありさま