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いまこそ野望成就の時。目覚めよ二人のガジェットよ。
(画像はイメージです。この状態だと多分重くて飛びません)



さてまずAR.Droneにこれを載せるために何をすればいいか。
そしてどこに載せれば都合がいいか?
順次探っていきましょう。


とりあえずハウジング付きでのGoProは170gと、AR.Droneには文字通り荷が重い重量だったりする。
165gのiPhone+SuperBoxを載せてふらふら浮くくらいなので、できればもう少し軽くしたい。
GoPro本体は90gと超軽量、ダンボーの124gすら凌駕する驚異の軽さとは言え、相手は空中を自分勝手に飛び回るラジヘリ。このレンズ付き小箱には私のなけなしのお小遣いがどれだけつぎ込まれているかを考えると、裸でポンとくっつけて飛び回らせるのも怖い。
ハウジングを改造するのも考えもの。ハウジングだけで5000円とかするし、そもそもGoProは防水機能を活かす方向でも活用していきたい。


というわけで自分でハウジング的なものを作ってしまいましょう。
ハウジングというか、まあちょっとした高さからポロッと転げても即死しないくらいの外装をどうにか。

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素材は軽量で頑丈なスタイロフォームをセレクト。選んだ理由は手近に端材があったからです。スタイロフォームでモンスター狩る装備とか作ったんでしょう多分。
まあ発泡スチロール系なら何でも似たようなもんだけど、スタイロフォームは削りやすいし10cm厚まで厚さが幅広い。箱組みするならライオンボードとかでもいいと思う。サイズさえ稼げるなら手近な家電のダンボール内から梱包材を失敬してきてもいいかも。


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見も蓋もなくGoProのサイズに合わせてがんばって削るだけ。

スッポリ入って出し入れしにくいので底面にエンピツが入るくらいの穴をあけましょー、くらいが提供できるTipsの全部かもしれん。

箱状にくりぬくのはルーターと使い古しのビットを使いました。ルーターって別にTCPポート開放に手間取るアレじゃなくてね。PROXXONとかのドリルね。

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プラモ作るのにあこがれと勢いだけで買っちゃったルーターの一本くらい、男の子はみんな机に忍ばせているものさ(※個人の感想です)


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これを回転しながら当てればたちまちスタイロフォームは溶ける溶ける。…削れるわけではない、ていうか削るまもなく溶ける。
でも原理的にはちゃんとしたスチロールカッターで切るのと同じ熱加工だから問題ないよね!
ビットは溶けたフォームが目を埋めて役にたたなくなる可能性が高いので、使い古しとかダイソーの適当なやつを使う。幅広の砥石タイプとかが便利。


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思ったよりきれいに削れ、かつ採寸はしたけど深さ以外は一発でピタリ賞。このルーターで溶かす手法は使える
深さも合わせて削りぬき、押しこむと。



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<スポッ
キェェェェェェアァァァァァァハイッタァァァァァァァ!!!


スタイロフォームはやわらかいスポンジボブの類と違って結構頑丈なので、無理やり押しこんでもあまりいい結果になりません。できるだけきれいにくりぬきましょう。
上面は今回不要なので作らなかったけど、全部覆いたい場合はその分深さをつけて、端材で蓋をするといいかも。


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前面下部の角を面取り。前述の穴を忘れずに。この類のなにかがないとGoProが取り出しにくくなります。


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インジケータランプ部を削り、開放まで行かなくとも薄くしておく。光るのが多少確認しやすくなります。液晶と設定ボタン側まで削ると強度的に不安だし、シャッターさえさっと押せるならばあまり問題はないはず。

ところが、これで撮影すると画像の4隅が盛大にスタイロフォームでケラれます。
レンズ面近くをざくざく面取りし、穴を広げてもなかなかクリアな視界にならず。がんばってぎりぎりを攻めるんだ、ざくざく削ってぎりぎりの薄さにしてケラレを軽減し

メキッ





あっ





いや、その、








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…嫌な事件だったね。


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これでケラレはなくなりました\(^o^)/
しねばいいのにおれ。

最終的には端材でレンズ部を遠まわしに保護することにして、とりあえず得意のマスキングテープ仮止めに逃げこんで事なきを得た。得てねえ。保護箱の体裁は保ってるけど。
かなりいい感じだったのにこの落ちである。しにたい。


まあいい
とりあえずこれで、落下してもダイレクトにダメージは行かないはず。端材を接着して高さを稼ぎ、レンズ方向から落ちて地面と正面衝突レンズ大粉砕にならないような工夫をすれば完成でしょう。
テープを使う場合にも、黒いテープを使って反射を抑える工夫などすればなおよし。

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これくらい距離を離してやれば、高さがレンズ部より出っ張ってもケラれなかった。
写真の時間が前後するけど、結局こういうふうにきれいに削りなおしたよ。



さてGoProの保護策はこれでいいとして、問題はAR.Droneのどこに載せるか。

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安直な第一の選択肢。
ていうかこれならほとんど何の問題もない。
ただし、せっかくの空撮なのに上方から前方しか映らない。下はAR.Drone本体にケラれて見えない。
樹木や建築物がある場合は楽しそうだが、だだっ広い場所では地平線が映るだけ。上空なんか手前の首を上向ければ同じものが見えるんだから。


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ガン前
写りを考えれば最高だし、本体カメラをファインダーのように使えるというなかなか凄い利点がある。
でもこれで飛ばすと多分でんぐりがえししながら全体重がGoProにかかる形で墜落すること必定。
GoProの重量が20gくらいだったらこれでも良かったのになあ。
せめて50g程度なら、おしりになにか重りをつけてバランスを保てば離陸はできたかもしれない。カウンターウェイトってやつです。
もしかしたら30g位のウェイトをむっちゃ後ろに付ければいけるかもしれないけど、いずれ試したい。


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底面。
通常ではこれで正常な着陸は不可能なんだけど、こないだつけたランディングスキッドという名の針金曲げたゴミがくっついているので可能となるポジション。

これだと画面上にAR.Droneの底面が、―――殊にうちのドローンなどはマスキングテープと針金がベタベタしていて異常に汚い底面が―――映るが、下方は無限大である。これぞ空撮ポジション。
この位置づけだと重心の真下には置けない(内蔵カメラが隠れる)ので、少し後ろにオフセットして載せている。しっぽ付近の底面は角度が付いているので、底面に合わせるだけでGoProの向きが少し下にチルトする形になって都合がいい。

さらに有効画角を増やすなら、いっそAR.Droneに標準で付くカメラのように真下に向けてもいい。超広角なことが幸いして、高度の上げ下げだけで結構面白い動画が撮れるはず。

…ていうかカメラ隠しても別に大丈夫だったりするのかな?
下部カメラも飛行制御に使ってるとかどっかで読んだような気がする。
なんとか避けて付ける方法自体は編み出しておいて、ゆくゆくテストして問題なければカメラ隠してつけよう。

なんか最近「そのうちやる」が多いけど、暇があっても吹雪いてたりしてまともに外で飛ばせない時間が多いからです。天気が、北海道が悪いんだ。

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固定はもう言うまでもなくピアノ線とマスキングテープ。いいかげんもう少しまともな建材を検討しようよ。
ホント目の毒ですんません。位置と構造の計画がしっかり煮詰まったら見栄えも追求します。



ほんの少し飛ばしてみる




うっひょおおおおお60fpsヌメヌメでプロペラ回転がかっこええええええ


変なところに興奮したが、とりあえず後ろ方向にギュンギュン下がったりはしないようです。何とか浮くかんじ。

こういう方向で工作を続けていきたいと思います。春までにはきれいに仕上げたい。耐衝撃性はともかく防水機能ゼロ状態のGoProを雪中に晒すのはまだちょっと怖いし。
北海道の春は遠い。


で、下につけたあとで気づいたけどGoProにはアップサイドダウン(上下反転)モードが付いているので、せっかくだからシャッターボタンのある上面を下に向けて操作可能なようにハウジングを作っていればよかったのではないか。スイッチ部に穴あけてさ。
なにかもう生きているのが嫌になってきた。今度作るには端材無いからフルサイズのフォーム買ってこなきゃならんし。もうやだ。爆発しろ。まってAR.DroneとかGoProに影響がないようにささやかに爆発してください。



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ちなみに例のおまけケースの下部の空間が、この自作ハウジング的な何かにウルトラジャストフィットして笑った。
これで持ち運びもできそうだNE!



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