を略すとリアルフォースになります。うそです。ルどっから出てきた。いやリア充からだろうな多分。一件落着。

今更言うまでもない、キーボードに多少なりともこだわる人間なら名を知らぬ者のない最強キーボード。
質実剛健であり、高級であり、プロ御用達であり、至高であり究極であるそんざい。
それでいて初心者から上級者、全ての人に優しく扱いやすい。そんなキーボード、いやそんな工業製品が他にあるだろうか。
とにもかくにも、ブログ書きがレビューの体裁でRealForceの話など始めた以上は、どういうことかはご想像のとおり。

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箱からしてもはや超然とした佇まい。

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なんでかそれが今おれの眼の前にある。


いつかは買うつもりではあったけど、今日とは思わなんだ。
なぜか手に入れてしまった。衝動買いではない。
棚ぼたもいいところなんだけど、正直困惑。いつかお金がたまったら恍惚の表情でもって購入ボタンを押してIYHしたいと思っていたのに、それをすっ飛ばして眼前に着てしまった。
これも、運命と受け入れるしか無い。おお


RealForceシリーズは工業部品メーカー東プレ株式会社がコンシューマ向け製品として生産しているキーボードでございます。
もともとまだキーボードが一枚十数万円だったころから業務用キーボードをOEM生産しており、金融機関を始めとしてシェアは70%を超えたとか。
昔の「会社のコンピュータ」のキーボードを触ったことがあるなら、ほぼ間違い無くこれと思っていいらしい。
業務用一徹だった東プレが2001年、トライアルとしてコンシューマ向けキーボードに参入、それがRealForceであった。

「速く打てて疲れにくい」キーボードの秘密――東プレのRealforce 106
http://www.itmedia.co.jp/news/0207/11/nj00_topre_key.html



最大の特徴は、おそらく現在コンシューマ向けでは唯一の静電容量無接点方式を採用していることでしょう。
これによりキースイッチの打鍵寿命は3000万回以上とのこと。これは一般的なメンブレンスイッチキーボードが1000万開程度なのに対し、通常の3倍というアズナブルな数字を達成。
また円錐バネの採用などで、その打鍵感は唯一無二。あらゆるキーボードパンチャー必携の一枚となっております。

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これがステップスカルプチャーと呼ばれる微妙な段差のついた人間工学的配置。
究極的に言うとただナナメってるだけです。打ちやすいのは確かだけど、マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードほどのインパクトはないです。あっちはあっちでインパクトだけで打ちにくいとすら言われるけど。

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このモデルは印字が昇華印刷。絶対剥がれないすてきいんさつとのことですが、黒に墨なので暗がりではパッと見無刻印に見えます。カッコイイけど、手元をチラ見するゴミカスタイピング使いの俺にはちょっとつらいか。


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LEDは青。結構明るい。
MacではNumlockとScrollLockがなぜか光らない。光るのはCapsLockだけだが、これが光った場合ほとんどのPCユーザーは即座に消そうとするはず。なのでほとんど光ってるのを目にすることはないと思う。
DIPスイッチでも無効に出来るが、そのうちやっておこうと思う。

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東プレ、RealForce。この右上の飾り気のないアルミ板こそ、全てのキーボードの頂点の証…。
後述するけど、このモデルは東プレ販売でなくアーキサイトへのOEM品なんですが、箱や筐体には東プレとしか書いていません。
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唯一それがあるのが底面シール。
ケーブルは左右二方向から取り出せます。正面からも取り出せて欲しかった。
奥に高さ調節用の展開脚と、手前にかなり強いゴムグリップ。

ちなみにiMac(SnowLeopard)においても一部キーが変則的なこと以外普通に使える。言うまでもないがBootCampならさらに何の問題もない。
こういうのは最近になってからのことなんだろうか。PC用キーボードをMacで使うのって有名有料ソフトが誕生するくらい色々苦労が耐えなかったと聞くが。
とはいえ完璧とは言えない。システム環境設定→キーボードの中の修飾キーのメニューを用いてもなんでかコマンド(Winマーク)のキーアサインが変わらない。就職できないニート野郎めなどと呟きつつPCKeyboardHackを用いて、Ctrlキーをコマンドキーにするなどの変更を加える。これで何の問題もなくMac的な使いかたができるはず。


早速軽くタイプを。
とは言え、自分のタイピングは半分手元見ながら小指が動かない自己流アホの子タイピングなので、そもそもこのようなプロ向けキーボード私にはもったいなく
と、上記の文章打ってる間にも撫でるような動きで滑らかに文字が打ち出されていく。なにこれすごい。スイッチが羽毛のよう。
しかしほわほわ軽いだけでなく、Realforceシリーズのキーボードボディ、すなわちシャーシは鉄板が埋めこまれており、その重さは1.4Kg。これが功を奏して指をぶん回してキーをばちこんばちこんしてもキーボード本体は微動だにしない驚異の剛性感。
キー自体も信じられないほど垂直かつキー荷重以外の抵抗もなく押し込まれていく爽快感。
このアホの子指の俺ですら、キーボードに指が吸いつくような軽やかな打鍵が可能。タイピングがうまくなった錯覚すら覚える。
これはアレだ、ドイツ車の剛性感とフランス車の足とアメ車のシートとスウェーデン車の優しさと日本車の緻密さを持った夢のクルマがキーボードにトランスフォームしたらこれになる。きっとなり得るはずだ。イギリスとイタリアと韓国あたりには申し訳ないことをしたと思っている。
嗚呼今まで俺の押していたキーボードとはなんだったのか。あれだとてMajestouchの黒軸、重さを別にしても相当な高級品だったというのに。いや買ったばかりはまだマシでも、多少ガタが来た今となってはRealforceに比べれば、今にも崩れそうな掘っ立て小屋の扉のよう。ガチガチに錆びついて硬直しきった鍵穴に鍵を押しこんでガラガラギイギイ音を立てながらホコリまみれのドアを押し開けているような感覚だ。ではRealforceはと言えば、完成したばかりの超近代建築物の精巧無比極まりない自動ドアといったところ。何も抵抗も努力も必要ない。指が勝手に動いてくれる。
タイプが快感であり至福であり究極であり至高である。料理漫画ならこの味わいだけで惑星の2,3個は軽く消し飛ばしているところだ。
楽しい。打つのが楽しい。よく馴染みすぎて頭蓋を指でほじくりたくなるほど。

はぁはぁ。むちゃくちゃ文字打った気がするけどまったく大丈夫だ問題ない。まさに神のアイテム。

もうキーボード打つやつみんなこれ買えよ。ほんとにもう。この世の事務用キーボードが全てこれになったら世の中が1割くらい幸せになるはずだよ。
※効果には個人差があります
あと、重要なこととして、万一タイピングが早く美しくなったとしても書く文章の内容は低俗なままです。当たり前だ。


そんなRealforceシリーズのスキモノ向けOEMを手がけるアーキサイトより発売の、Realforce 108UD-A XE31B0が今回私の手元に参られた品物。

http://www.archisite.co.jp/topre_xe31b0.htm


RealForceは元がメーカー専用なだけあり、OEMが充実しています。「東大のキーボード」として名を馳せたHappyHackingKeyboard Professionalなんかが有名。


PFU Happy Hacking Keyboard Professional JP 日本語配列 墨 USBキーボード 静電容量無接点 Nキーロールオーバー ブラック PD-KB420B
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アーキサイトは比較的最近取り扱いを始め、なかなか凝ったモデルを売っているかんじ。今回のも来たものも、
「108日本語」「昇華印刷」「打鍵荷重30g統一」「設定変更用DIPスイッチ」などが特徴。
こういう細かい差異からゲーム仕様でキー底面が赤く塗られてるようなのまで、とにかくいろいろなところが微妙に違った仕様や値段で出しまくっているので、ヒップホップのごときよきチェック力が求められる。
まあ細かいこと気にしないならスイッチは全部同じだしどれ買っても凡百のキーボードの百倍は満足できるはず。

こんだけOEMしてるんだから、ロジクールとかマイクロソフトが限定モデルでもいいから自分ところの機能てんこ持ってスイッチに東プレスイッチ使ったモデルを売りゃみんな幸せになれるというのに。
現在Realforce系列のキーボードで無線仕様は存在しません。ビジネスチャンスだぞ。

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ついでに同じ日に届いたGoProによるフィッシュアイ撮影。

なんにせよ、ついに手に入れてしまったあこがれのでばいす。
使いこなせるように、見えにくい印字を利用してタッチタイプの練習をしようと思いました。



Real Force::テレビアニメ「とある科学の超電磁砲」新エンディングテーマ
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