IMG_1402


ちょっと台湾行ってきたのです。
まあ写真とかそういうのはのちのちまとめることにして、
今回は台湾にてiPad 3G+Wi-Fiモデル(SoftBank版)を使ってきたレビューを

海外では現地キャリアのプリペイドSIMをぶち込んで使うのが便利、キャリアによってはデータ通信も使える
というのは今や海外旅行者の小技として常識の範囲内だと思いますが、
特に台湾ではこれが主要海外旅行先の中でもトップクラスに有効

携帯電話やPDA界隈の有名人さんがここらへんの使い方をレクチャーしてる記事は
検索すればたくさん出ますな
多くはモバイルルータ使用で、iPadをそのまま使ってる例は見かけなかった。のでこまかく書いてみよう


さて例の薄髪コンビの小粋なはからいのおかげで、
日本版iPadはドコモ以外SIMフリーというなんというドコモダケざまあワロスプギャー微妙な事になりました
なのでJBしてフリー化する必要があるiPhoneと違い、iPadならそのまんま海外SIMを利用できます
わざわざ海外版を買うこともなく、そこらへんの量販店で3Gモデル買えばおk

決して小さく軽くはないモノなんでちょっと抵抗があるかもしれないけど、iPadと旅行の親和性は異常
機内の暇つぶしは完璧、旅行中の調べ物は万全、カメラストレージビューアとしての有用性もばつ牛ン
タクシー乗ってもマップ出して見せれば大体分かってくれる。いざとなったら現地語オンにしていじってもらえばよい

IMG_1623

カメラバッグにジャストミートもいいところで入るiPad


IMG_1625

立ちながら使うことも可能です。iPad+カメラコネクションキットはカメラマン必携

これらのいくつかは、もちろん通信環境があればこその話なわけで
Wi-Fiあるいは3G通信を確保したい
ソフトバンク発の海外パケット通信一日定額もありがたいが
現地でデータ通信つきのプリペイドSIMを入手できればなおよろしい


というわけで台湾にはデータ定額プランありのプリペイドSIMカードを販売する
Taiwan Mobile(台湾大哥大)」というキャリアがあります

そのお値段、5日間データ通信定額350NT$。なんと現レートで1000円以下
ローミングでの料金としてはかなり頑張ってるはずのSBの一日定額1480円ですら高すぎる
1日200円だ。ちなみにニュー台湾ドルは×3弱くらいで考えるとよい

そういうわけで、台湾ついたらまずここのキャリアのSIMカードを入手しませう
桃園国際空港の到着ロビーの隅っこのほうに携帯電話(行動電話)キャリアコーナーがあるので、ここでの入手がベスト

IMG_1430

Taiwan Mobile

とりあえずカウンターのおねいさんに、「プリペイドシムカードプリーズ。データプラン」などと中学生英語で言う
店員さんによっては日本語も解するらしく、そうでなくても非常に聞き取りやすい英語で答えてくれるので安心
「オーケイ3Gのプリペを?値段とプランはこいつだ、選ばにゃ」などと戸田奈津子訳で理解する
GSMだけのプリペもあるとのことなのできちんと3Gをもらうように注意

IMG_1432

このようなシートを見せてくれた。どうでもいいところだけにほんご

流れとしては、数種類ある値段分のプリペイドカードを選んで購入し、(右上)
そのプリペイド分からデータ定額通信プラン(右下)の料金を払う流れ
1日100NT$、2日で250NT$、3日で350NT$

プリペイドの種類は345NT$分、645NT$分、945NT$分と妙に細かい刻みで推移し、3345NT$分まである
当然5日分のデータ定額350NT$を買うには、345NT$分では微妙に足りないので645NT$分を
…と思いきや、なんと345NT$分には60NT$分のボーナスポイントがつくとのこと
合わせて405NT$分。5日分のデータ定額を買ってもお釣りが55NT$分来るのだ

iPhoneなどの電話ならこのおつり分を緊急時の電話などに使ってもいいが、iPadなのでこれを使うあてはなさそう
仕事や「現地語ペラペラ」レベルの渡航先ならともかく、
「普通の人の普通の旅行」でどれだけ電話が必要かは疑問でもある

ちなみにこれは2010年9月中旬時の体験からのデータなので、
細かい値段やボーナスの有無は変わることもあり得る
(事実、事前に調べていたPConlineの記事などとは微妙に値段が異なった)十分にご留意を


ともかく345NT$でプリペイドを買う。指差しで伝えればおk
「コピーせにゃ。パスポートをよこしな」的なことを言われる
パスポートを渡し、用紙にサインすればよろしい

プリペイドの場合、電話からアクチベーションとデータ定額購入が必要なのだが、
これは店の人に頼んだほうが便利
「アクチベーション。アンドディス(データ定額を指さして)プリーズ」などと小学生級の英語でもやってくれると思う
ていうかやってもらえなかったらiPadで使えない(電話ができない)→詰むので忘れないこと

不安なら別にSIMフリーの携帯を用意してもいいかも
ぼくは念のため、母のiPhone 3Gをあらかじめアンロックしておいた


さて、ここまで書いてこなかったが、iPhone4およびiPadのSIMカードは「microSIM」なのだ
ここで売ってくれるのは普通のSIMカード。そのままではiPadに刺さらない
なので普通は3G→Wi-Fiモバイルルーターなどを持って行ったりするのだが、ウチにゃそんなもんねえ

ここからはDIYの時間が始まるのかお…SIMブッたは不安だお…

…と思ったが、一応聞いてみる
「アー、アイウォント、マイクロシム…」と小学生でもここまでひどくない英語をおねいさんに言ってみたところ
「iPhone4を?そりゃコトだ」的なことを言う
「イヤー、アイパッド」と答え、OKはんはん理解理解、的な仕草をされる
大丈夫ブッた切るから普通のでも、と伝えようとしたところなにかごそごそ引き出しをさぐり始めた
さっと取り出したのはSIMカード。それも小さいやつが

なんと台湾モバイルのプリペイドSIMにはmicroSIMカードの準備もあるのだ!
先進国過ぎる。どっかの国の大手キャリア連中共とは大違いだ!
しかし、てっきり例のSIMカッター取り出すのかとドキドキしちゃったじゃないか

Micro SIM カッター  Micro SIMアダプター2個付き
Micro SIM カッター  Micro SIMアダプター2個付き
クチコミを見る


「オーケイmicroSDカードかもだ。問題ねえな」的なことを言われる
SIMとSDを言い間違えてることには突っ込みたいところだが、何も言うまい
「オッケーオッケー」と最近の幼稚園児でも言えそうな英語でニコニコしておく

また、普通のSIMカードも取り出し、ノキアのオンボロ携帯に突っ込んでアクチベーションを始めた
どうやら、microSIM端末の用意がないので普通のSIMカードをまずアクチベートし、
それをmicroSIMの空カードに名義変更的なことをする手順をしてくれているらしい

さらにデータ定額プラン表の5日のところを指さし、「こいつの購入でよろしいので?」的なことも聞いてくる
事前のやりとりに加えiPadであることを伝えたためか、アクチベートからデータ定額購入までホイホイやってくれた
ちょうしんせつー


BlogPaint


じょうずにかえましたー
説明書の類もくれて、要点にマーカーで印まで付けてくれたけど、ほとんど読めないっス
店の人に「しぇーしぇードーモアリガトー」などともはや英語ですらない言葉で感謝を伝え、カウンターを後に

いやしかし、これならカウンターでiPad取り出して
「5デイズ スリージーデータ」とかのたまっただけでも余裕で買えたと思う
SIMカード文化なので、店員さんでもきっちり何たるかを理解している。気遣いや説明は無用だった

一つ注意が必要なのは、スムーズに行っても10分は確実にかかる
ツアーの場合ガイドさんにコトを伝えてから行動したほうがよい
多少混んでいる場合もあり得る。大所帯のツアーの場合ちょっとまずいかも

しかし英語(日本語)とプリペの用意が確実にある台湾モバイルのショップは空港しか無いかも、とのことなので、
ここでふんばってなんとか入手することを勧める

また、プリペのチャージについてはコンビニでも行えるそうです
わたくしはちょうど5日間の旅行でチャージなどしなかったので
そこら辺のやり方については後述の参考記事を参照のこと

IMG_1501

microSIMは袋に入って渡される
普通のシムカードのホルダーもそのままもらえた

IMG_1503

さてiPadに挿入
ここへ来て「SIMホルダー抜くためのピン」の存在を忘れたという最大の問題が発生しあたふたするも
旅行用の用紙束をまとめていたクリップを発見し事なきを得る
みんなは絶対忘れないようにするんだぞ。クリップでもいいから忘れず持って行け

そして、引っこ抜いたSoftbankのSIMも無くさないように
最初から抜いておいて、自宅に置いていくのも手
でもほんとにいざという時Softbankの海外定額ローミングに頼ることもあるかも

IMG_1505

挿入するとすぐに認識「TW Mobile」!

IMG_1507

APN設定をおこないませう。APNに「internet
ユーザーとパスワードは空白でおk
IMG_1509

ネットキター

IMG_0056

速度を計る。下り3000Kbpsオーバー!速ぇ!SoftBank超えてる!
一方上りは非常に低速。アップロードは控えましょう

IMG_0064

20日のがソフトバンク(新千歳空港)
17日のが台北
16日のが基隆
やっぱりアップは低速ですが、田舎町でも1900は出るすごさ

通信状態も非常に安定しています。街中どこでもいけるし、田舎でもきっちり3Gが入る。台湾すげえ
山の上とか行ったらさすがに3Gは厳しかったが、
そういう時は3Gの代わりに○印(GPRS)やE印(GSM/EDGE)が出てちゃんと通信できる
こ、これが非ガラパゴスな世界標準規格か

ていうかこれ載ってるの実感として把握してる人、日本じゃ少ないはず
俺もiPhoneはともかく、iPadにGSM載ってるの初めて知ったよ
低速だけどきっちり落ちてくるので無問題でしょう


こうして3G通信を手に入れたぼくは、台湾を満喫することができました。
まあフリーの日は台風だったけどな。店閉まりまくってて泣いたけどな。クソミソな結果に終わったのです。
ただ、その状態でも開いてそうな店検索して迷わず辿りつけたのはiPad+3Gのおかげだ



BlogPaint


ちなみに台湾ほどのIT先進国ともなると、わざわざ英語様謎言語を駆使してSIM買わなくても、
ある程度のホテルなら部屋内無料Wi-Fi完備が基本。これで十分といえば十分だったかもしれない。

でもホテルのスシ詰めWi-Fi(頻繁に切れる)よりも台湾モバイルの3G通信の方が3倍は快適だったりする。
そして出先や街中では使えないので、一日ショッピングで出歩くなどという場合は持ってて損はない。地図も使えるし。


しかし思ったのは、やはりこれがiPhone4でも使えたらさらに良かったということ。
出先で使うなら4のほうがいいし、いざという時電話もできる。
無闇に流行に乗った実態のない安易な「SIMロック解除論」には反対だけど、
こうまで便利だとSIMフリー端末の有用性自体は認めざるを得ない。たしかに便利だ。
次データ定額使えそうな海外行くときは、iPhone4をJB&アンロックしていこうと思った。



参考
「1日200円弱」で海外定額データ通信:海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル──「台湾」編
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1007/01/news017.html

台湾モバイルは1000円で5日間使い放題だった
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100602/1025272/?P=1




※小ネタ
iPhone4が台湾ではちょうどぼくらの行った次の日、9/17に発売されたそうです
街中の電気屋さんにはiPhone4の広告がびっしり
iPadも以前から売ってるし、そりゃmicroSIMだって当然出てるでしょうな
microSIM使ってるのはi系だけではないし、これから増えるし

てゆうか、今回のガイドさん、3日目の朝に会ったときには携帯がiPhone4になってました。めっさ笑った
2日目の夜に台北に戻って1時間待ちで買ってきたそうだ。一晩中いじってて眠いとか言ってた
せかいでつながるiPhone4のわー
料金は総合すると日本よりも少々高いくらいっぽい。契約なしで買うと60000~70000yenとも

ちなみに自分のiPhone4ももってったんですが、
ローミングオフにしてても自動で現地時間に時間が補正されました。ちょうべんり
OS4からの機能(たしか)なので、iPadは現地SIM通信してても時間はそのままでした。早くOS4.2を出すんだApple!





IMG_1486

そんな台湾のコンビニ(セブンイレブン)
日本の飲料やお菓子多すぎる。なっちゃんが「奈奈子」になってて笑った
台湾のペットボトル茶は基本的に砂糖入りでゲロ甘なので「日式無糖」とかいてあるのを選ぶが吉

「日式」ブームっぽいんで至る所で日本語書いてある
「の」の字に至っては普通に現地語同然に扱われてて笑った
日本の看板にアルファベットで「the」とか「of」が書かれてるノリかもしれん

(お徳用ボックス) なっちゃん オレンジ 1.5L×8本
(お徳用ボックス) なっちゃん オレンジ 1.5L×8本
クチコミを見る